あなたは急にカメムシを見かけたとき、「このカメムシは飛ぶの?」「急に飛んできたらどうしよう」「ブンブン音がしてうるさいって本当?」と疑問や不安を感じたことはありませんか?
カメムシは歩いて移動する印象が強い一方で、実際には飛行能力を持つ種類も多く、その行動が誤解されやすい昆虫でもあります。
そこで本記事ではカメムシが飛ぶかどうかという基本的な疑問から、飛ぶ理由や条件・飛ぶ音の正体・人に向かって飛んでくるように見える理由までを、害虫マニア女子の視点で分かりやすく解説していきます。

さらに代表的な飛ぶカメムシの種類や、室内で遭遇したときの対処法・追い出し方まで網羅しているので、あなたの「知りたい」「困っている」にしっかり答えられる内容になっています。
タイトルテキスト
- カメムシは本当に飛ぶのか、どんな条件で飛ぶのかが分かる
- 飛ぶ音がうるさいという噂の真実と、音の正体が理解できる
- 代表的な飛ぶカメムシの種類と、それぞれの特徴が整理できる
- 室内のカメムシへの落ち着いた対処法・追い出し方が身につく
カメムシは飛ぶ&飛ぶ音がうるさい昆虫だった!

- 【結論】カメムシは飛ぶのか
- 緑も茶色も黒いのも飛ぶ?
- 飛ぶ理由と条件
- 飛ぶ音はブンブンうるさい?
- 飛ぶ瞬間の姿を動画でチェック
- 人に飛んでくる?飛ぶタイミングと方向
- 飛ぶ高さと速さ
- 飛ぶ時間と距離
【結論】カメムシは飛ぶのか

結論からお伝えすると、カメムシは多くの種類がはっきりと「飛びます」。地面や壁を歩いて移動している印象が強いため、飛ばない昆虫だと思われがちですが・・・実際には翅(はね)を持つカメムシが大半を占めており、必要な場面では飛翔という移動手段を自然に選びます。
とくに外敵や人の動きといった刺激を受けたとき、あるいはエサ場や安全な場所を変えたいと判断したときには、ためらうことなく飛び立ちます。その様子は想像以上に軽やかで、翅を一気に広げてふわっと空中に浮き上がるのが特徴です。

害虫マニア女子の私自身、ベランダや屋外でじっくり観察していると静かに歩行していた個体が、きっかけ一つで突然飛行に切り替わる瞬間を何度も見てきました。
飛行距離自体はそれほど長くありませんが、「カメムシは飛ばない虫」というイメージは明確な誤解。歩行と飛行を状況に応じて使い分ける点こそがカメムシの大きな特徴であり、基本的に飛行能力を備えた昆虫だと理解しておくことが大切です。
緑も茶色も黒いのも飛ぶ?

カメムシは緑色のイメージが特に強い昆虫ですが、実際には黒色・茶色・黄色が混ざったまだら模様など、体色や模様のバリエーションは非常に豊富です。
この見た目の違いによって「飛ぶ・飛ばない」が決まるわけではなく、飛行能力の有無や得意・不得意は、あくまで種類ごとの体の構造や翅の発達具合に左右されます。
一方で、カメムシの中には翅が小さかったり、進化の過程で飛行能力が弱くなっている種類も存在します。この場合、飛ぶのが苦手だったり、ほとんど飛ばず歩行中心の生活を送ります。

ただし外見だけで飛行能力を判断するのは非常に難しく、「黒いから飛ばない」「茶色だから安全」といった単純な見分け方は現実的ではありません。なので色や模様に惑わされず、多くのカメムシは条件次第で飛ぶ可能性があると覚えておきましょう。
飛ぶ理由と条件

カメムシが飛ぶのには、はっきりとした理由と目的があります。主な目的は「移動」と「回避」で、これは多くのカメムシに共通する行動パターンです。
エサとなる植物を探すときや、成長や繁殖のためにより適した環境へ移動したいとき、そして人や鳥・クモなどの天敵といった外的刺激を受けたときに、飛行行動が選択されます。
また飛ぶかどうかを左右する条件として、気温も非常に重要。暖かい時期ほど筋肉の動きが活発になり翅を動かしやすくなるため、飛行もしやすくなります。反対に気温が低いと動作全体が鈍くなり、飛ぶ回数や飛行距離も自然と減少します。

私自身の観察でも春先より夏から秋にかけての方が、明らかに飛び立つ場面が増え、行動範囲が広がる印象を受けました。このようにカメムシの飛行は無差別なものではなく、環境や状況といった条件がそろったときに選ばれる非常に合理的な行動なのです。
飛ぶ音はブンブンうるさい?

「カメムシが飛ぶとブンブン音がする」という噂は、実際のところ半分本当で半分は誤解と言えます。
確かにカメムシは飛行時に翅を高速で振動させるため、距離が近いと羽音が聞こえる場合あり。特に静かな環境ではその音が強調されやすく、印象に残りやすいのも事実です。
また羽音の大きさは個体差も大きく、体のサイズや翅の大きさ・飛び方によって音量が変わります。比較的大型のカメムシほど羽ばたきの振動が伝わりやすく、存在感のある羽音を出しやすい傾向があります。

私も夜に室内灯の周辺を飛ぶ個体を観察した際、想像以上に音が反響して少し意外に感じたことがありますが・・・実は彼らに攻撃的な意味合いは一切ありません。
この羽音はあくまで飛行に伴う自然な副産物。スズメバチみたく威嚇や警戒のために意図的に出している音ではない、という点は安心材料として知っておいてほしいポイントです。
>>カチカチ&ブーンは最後通告?スズメバチの恐ろしい威嚇行動まとめ
飛ぶ瞬間の姿を動画でチェック
文章で説明するより、実際の映像を見た方が分かりやすいですよね。カメムシがどのように翅を開き、どんな動きで飛び立つのかは、動画だと一目瞭然です。

歩行状態から突然飛翔に切り替わる様子や、飛行の角度なども確認できます。では実際に、カメムシが飛ぶ瞬間を収めた動画を見てみましょう。
ちなみに動画に登場するのは、鮮やかなオレンジに黒斑点が特徴のオオキンカメムシ。若干テントウムシっぽい見た目ですが、体長約2㎝という割と大型のカメムシです。
人に飛んでくる?飛ぶタイミングと方向

カメムシが飛ぶタイミングは、主に何らかの刺激を受けた直後に見られます。人の動きや足音・近くを通ったときの気配、風による揺れ・物が触れたときの振動などに敏感に反応し、反射的に飛び立つケースが多くあります。
そのため周囲の状況によっては、結果的に人の方へ向かって飛んでくるように見えてしまうことも。ただし、実際には人を狙って飛んでいるわけではありません。

私自身の経験でも、観察中にカメムシがこちらの方向へ飛んできたことは何度かあり。それでも着地するとすぐに向きを変え、壁や窓・天井付近へと移動していきました。
方向感覚は決して正確とは言えず、飛行中は光のある場所や開けた空間に引き寄せられる傾向が強め。なのでたまたま人の近くを通過したり、近くに着地してしまうだけなのです。
飛ぶ高さと速さ

カメムシの飛行高度はそれほど高くはなく、基本的には地表から数十センチ〜数メートル程度が一般的とされています。
飛ぶ速さについても一直線に勢いよく加速するタイプではなく、やや不安定でフワフワと漂うような飛び方が目立ちます。ただし動き自体は決して遅いわけではなく、短距離であれば人が反応するよりも先に移動できるため、「急に目の前に現れた」と感じやすくなります。

特に大型種の場合は翅が大きく羽ばたきの力も強いため、体感的に速度が速く感じられることがあります。私が屋外で観察した際も、猛スピードで飛ぶというよりは風に乗るように滑空に近い形で移動し、無駄なエネルギーを使わず効率よく次の場所へ向かっている印象を受けました。
飛ぶ時間と距離

カメムシの飛行時間は比較的短く、数秒から長くても数十秒程度が一般的とされています。
活動時間帯としては夜行性の傾向が強く、特に日没後から夜間にかけて動きが活発になります。目安としては18時〜23時頃に行動量が増え、この時間帯は飛び立つ頻度も高くなります。

暗くなるにつれて外敵のリスクが下がることや、気温が安定することも影響していると考えられます。また光に集まる性質があるため、夜間の照明や室内灯の周辺で飛行している姿が目立ちやすいのも特徴です。
飛行距離としては数メートルから十数メートル程度が多く、遠くまで移動するというより、環境内を効率よく移動するための手段として飛行を使っていることが分かりますね。
代表的な飛ぶ種類+カメムシ対処法を解説

- クサギカメムシ
- キマダラカメムシ
- マルカメムシ
- マツヘリカメムシ
- ホソヘリカメムシ
- 飛ぶカメムシが怖い!対処法&捕まえ方
- 殺虫剤をかけたら急に飛ぶ?
- 部屋で見失ったらどこを探す?
- 夜に部屋から追い出す方法
クサギカメムシ

クサギカメムシは、家庭周りでもよく見かける代表的なカメムシの一種。体色は暗褐色〜茶褐色系で、背面に斑点模様が見られることが多く、体も比較的大きめです。
翅が発達しており屋外を移動中に建物へ近づいたり、状況によっては室内に入り込んだりすることも。果樹や庭木・雑草など幅広い植物で見つかり、秋〜冬にかけては越冬場所を求めて建物周辺で見かける機会が増える傾向があります。

刺激を受けると歩行から飛翔へ切り替えることもあり、「近づくと動きが変わる(飛ぶことがある)」タイプとして認識されやすい種類です。
私がベランダで観察している範囲でも、日中は壁面を歩いている個体が、距離が縮まるとすっと飛び上がることがあり、行動の切り替えが早い印象があります。歩行と飛翔を状況に応じて使い分ける、順応性の高いカメムシと言えるでしょう。
キマダラカメムシ

キマダラカメムシは、大型で見た目のインパクトが強いカメムシです。体のベースは黒褐色〜暗色で、背面に黄色い斑点が多数入るのが大きな特徴として知られています(“黄斑点が目立つ”タイプ)。
飛翔で移動もできるため街路樹や公園・庭木など樹木のある場所で見つかることがあり、都市部でも観察例があります。また寒い時期に向かうと建物の隙間(雨戸・戸袋など)で越冬する個体が見つかることもあり、家の近くで遭遇するケースもあります。
私自身、街路樹の観察中に頭上を横切る姿を何度か見ていますが、音や飛翔の安定感は状況によって印象が変わりました。見た目の迫力が強い一方で、行動は“樹木周りでの移動と採食”が中心の種類です。
マルカメムシ

マルカメムシは小型で丸みのある体型が特徴のカメムシです。
豆科植物の周辺でよく見られ、条件がそろうと群れで発生することも。サイズが小さいため「飛ばなそう」と思われがちですが・・・翅を持っており、必要に応じて飛翔で移動することもあります。
ただし日常的には歩行での移動が目につきやすく、飛ぶとしても短距離の移動や回避行動として起きることが多い印象。飛ぶ高さや頻度は個体・環境差が出やすく、「大型種のように頻繁に飛ぶ」というより“状況次第”といった方が適切でしょう。

私の観察では、植物から植物へ移るときに一瞬だけ飛ぶ場面を見かけることがあり、控えめながらも飛行能力を備えていると感じます。
マツヘリカメムシ

マツヘリカメムシは、細長い体型でシャープなシルエットが目立つ外来のカメムシとして知られています。
主にマツ類などマツ科植物に関係し、林や公園・住宅地の植栽周辺でも見つかることがあります。翅が発達しており、飛翔によって移動・分散します。
飛び方については直線的・効率的と表現されることもあり。私の観察でも風に乗るように移動するように見える場面があり、無駄な動きが少ない印象を受けました。
ホソヘリカメムシ

ホソヘリカメムシは、細身の体と長い脚が特徴のカメムシ。草地や畑・河川敷など開けた環境で見られ、植物上を移動しながら生活します。
マメ科作物に関係する害虫として扱われることもあり、周辺の植生によって出会いやすさが変わります。移動は歩行が目立つ一方、必要に応じて飛翔も行い、条件が合うと分散行動が起きやすいと考えられます。

私が屋外で観察していると、草むらから隣の植物へ軽く移動する場面があり、環境に合わせて歩行と飛翔を柔軟に使い分けている印象があります。派手さはありませんが、条件次第で活動範囲が広がりやすいタイプと言えるでしょう。
飛ぶカメムシが怖い!対処法&捕まえ方

飛ぶカメムシへの対処で最も大切なのは、できるだけ刺激を与えず落ち着いた環境を保つことです。
おすすめなのはコップや透明な容器を上からそっと被せ、隙間ができないように下に紙や厚紙を差し込んでそのまま屋外へ逃がす方法。この手順であれば、急に飛び立つリスクをかなり抑えることができます。
また捕まえずに誘導したい場合は、部屋の照明を消し窓やベランダ側だけを明るくすると効果的。カメムシは明るい方向へ移動しやすいため、光に引き寄せられて自発的に外へ向かうことがあります。

私自身も観察を終えて屋外へ戻す際には、この方法をよく使っています。無理に手で捕まえようとせず、カメムシの習性を利用して環境を整えるだけ。自然に動いてもらう意識こそが、飛ぶカメムシ対策ではとても重要なのです。
殺虫剤をかけたら急に飛ぶ?

カメムシに殺虫剤を噴射すると、急に飛び上がる可能性があります。特にスプレーした直後は危険から逃れようとする反射的な行動として、翅を使って飛び立とうとするケースが見られます。
そのため完全に飛ばせたくない場合は、部屋全体に成分が広がる空間噴霧タイプより、個体を直接狙えるタイプの殺虫剤を選ぶこと。さらにある程度の近距離から使用する方が、飛行リスクを抑えやすくなります。

私も観察や対処の場面で殺虫剤を使う際には、距離と噴射量を意識し刺激を最小限に抑えながら、無駄に飛ばせず落ち着いて対処できています。
ちなみにカメムシも他の害虫と同じく、専用の殺虫スプレーが各社から発売されています。「不快害虫用」ではなく「カメムシ用」をチョイスすることも、確実&スムーズな駆除の近道といえるでしょう。
部屋で見失ったらどこを探す?

部屋でカメムシを見失った場合、まず重点的に探したいのはカーテンや窓枠・照明器具の周辺です。
カメムシは比較的高い場所や明るい方向を好む傾向があり、飛んだ直後は壁の上部や天井近くに移動して、そのまま動かずに静止していることがよくあります。特に白い壁や天井付近は背景に溶け込みやすく、意識して見ないと非常に見落としやすいポイントです。
飛んだあとにすぐ遠くへ移動することは意外と少なく、実際には数十センチから数メートルほど移動した後、その場でじっとしているケースがほとんど。そのため慌てて部屋中を探し回るよりも、まずは深呼吸して落ち着き、視線を上に向けながら壁や天井をゆっくり確認するのがコツです。

私自身、何度か部屋でカメムシを見失った経験あり。最終的に照明のフード部分やカーテンレールの上など、人の目線より少し高い場所で動かずにとまっている個体を見つけたことが何度もありました。
夜に部屋から追い出す方法

夜間にカメムシを部屋から追い出す場合は、光の使い方を意識することがとても重要になります。
室内の照明を全体的に落とし、窓やベランダ側だけを明るくすると、カメムシは自然と明るい方向(つまり屋外)へ向かいやすくなります。これはカメムシが夜行性の傾向を持ち、暗い室内よりも外の光を「出口」として認識しやすい性質があるためです。
やり方はシンプルで、窓を少しだけ開けて逃げ道を作ってあげるだけです。このとき室内側を、窓側よりも明るくしないことが大切。照明をつけたままだと進行方向が分からなくなり、室内を飛び回ってしまう原因になるからです。
カメムシの飛行距離はそれほど長くないため、出口の位置がはっきり分かれば自力で外へ出ていくケースが大半。私自身も夜の観察後にはこの方法をよく使っていますが、慌てて追い回すより照明や窓の状態を整えて静かに待つ方が、結果的にスムーズに外へ誘導できると感じています。

夜間の対処では焦らず落ち着いて環境をコントロールし、静かに待つ姿勢こそが一番効果的と言えるでしょう。
まとめ:飛ぶうえに音がうるさいカメムシの飛翔を総括

- カメムシは歩いて移動する印象が強いが、多くの種類が飛行能力を持っている昆虫
- 飛ぶかどうかは色では判断できず、翅の発達や種類ごとの体の構造が大きく関係
- 飛ぶ主な理由はエサ場の移動や環境の変化と、外敵や人からの刺激を避けるため
- 飛行は無差別ではなく、気温や状況など条件がそろった時に選ばれる合理的な行動
- 飛ぶときに聞こえる羽音は、威嚇行動ではなく飛行に伴う自然な音に過ぎない
- 人に向かって飛んでくるように見えるのは、狙っているのではなく逃避行動の結果
- 飛行高度や距離はそれほど大きくなく、生活圏のすぐ上を短距離移動する傾向あり
- 活動が活発になるのは主に夕方から夜。照明のある場所では飛行が目立ちやすい
- クサギカメムシやキマダラカメムシ等、家庭周りで見かける種類の多くは飛翔できる
- 容器を使った捕獲や光を利用した誘導は、飛ばせずに対処しやすい方法
- 殺虫剤は刺激によって一時的に飛ぶ原因になるため使い方には工夫が必要
- 部屋で見失った場合は、壁や天井など高い位置を中心に落ち着いて探すのが効果的
- 夜間は室内を暗くし窓側だけを明るくすれば、自然に屋外へ誘導しやすくなる

飛ぶカメムシへの対処においては、無理に追い回さない&刺激を与えないことが最も重要です。
