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スズメバチのオスは針がないから刺さない?メスとの見分け方も徹底解説

スズメバチのオスは針がないから刺さない?メスとの見分け方も徹底解説

「毒針で人を刺す」「凶暴で危険な蜂」といったイメージの強いスズメバチですが、実はオスとメスで大きな違いがあります。特に「オスには針がなく刺さない」という事実は、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事ではスズメバチのオスとメスの違いや見分け方を徹底的に解説し、誤解されがちなスズメバチの生態をわかりやすくご紹介。オスの特徴や役割・活動時期、さらには女王蜂や働き蜂との違いまで詳しくまとめました。

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読み進めることでスズメバチを正しく理解し、安全に向き合うための知識が身につきます。

この記事のポイント

  • オスのスズメバチには針がなく刺さない理由がわかる
  • オスとメスの外見的な見分け方のポイントが理解できる
  • 女王蜂や働き蜂の役割・寿命などメスの生態を知れる
  • 季節ごとの活動時期や種類ごとの特徴を把握できる

針がないし刺さないスズメバチのオスを深掘り|メスとの見分け方の前に

針がないし刺さないスズメバチのオスを深掘り|メスとの見分け方の前に
  • オスは毒針ないから刺さない?
  • 他の蜂も雄は刺さないのか
  • 女王蜂はむやみに刺さない
  • オスの攻撃は噛むだけだから安全?
  • 普段はどこにいる?オスの役割とは
  • オスの活動時期と寿命
  • オスはニートだから働かない?

オスは毒針ないから刺さない?

スズメバチのオスは毒針がないから刺さない?

結論から先に言うと、スズメバチのオスには毒針がないため人を刺すことはありません

ハチの毒針は本来メスだけが持つ産卵管が変化したもの。オス蜂のお腹の先端には針の代わりに子作りのための器官が付いており、攻撃に使える毒針を一切持たないのです。

オスのスズメバチがお腹の先をこちらに押し付けてくることがありますが、それは「刺す真似」をしているだけで実際に刺すことはできません。駆除のプロや昆虫の専門家の間では、「オス蜂は手で触れるほど安全」という声もあるほどです。

つまり「オスのスズメバチは刺さない」という噂は事実であり、科学的根拠に裏付けられたものなのです。とはいえ遠目にはオスかメスか見分けがつきにくいため、むやみに近づいたり無防備に素手で触るのは避けましょう。

他の蜂も雄は刺さないのか

他の蜂も雄は刺さないの?

はい、これはスズメバチに限った話ではなく、ハチ全般に共通する事実。基本的にミツバチやアシナガバチなど他の種類でも、オス蜂は針を持たないため刺すことができません

たとえばミツバチの巣にいる雄蜂(いわゆる「働かないオス蜂」)は人に対して無害で、養蜂家は雄蜂を大量に手に乗せても平気なくらい。同様に春先から初夏にかけてブンブン飛び回るクマバチのオスも針がないため、いくら威嚇されても絶対に刺される心配はなし。

クマバチのオスは縄張り意識が強く人を追いかけてくることがありますが、大音響と見た目で威嚇しているだけで刺す手段など皆無。また秋に発生するアシナガバチ・マルハナバチ(※1)のオスなども例外ではなく、攻撃用の毒針を全く持ち合わせていないのです。

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要するにハチの毒針がメス特有の器官である以上、「オスの蜂は刺さない」という点は他の蜂でも基本的に例外はないと考えてよいでしょう。

※1.マルハナバチってどんな蜂?

セイヨウオオマルハナバチとは

上の写真は日本にいる約15種のマルハナバチの中でも、最も農業への貢献が高いとされる「セイヨウオオマルハナバチ」です。

マルハナバチは全体が丸いことから付けられた名前で、全身がふかふかした長い毛で覆われています。(中略)花蜜を持たないナス科の植物などへも積極的に訪花活動することから、現在では人工交配作業の代わりに利用されています。

農林水産省「マルハナバチ教本」

大きさは働きバチ(メス)で約10~18mm、オスバチで約14~16mm、女王蜂が約18~22mm。可愛らしい見た目とは裏腹に競争力が強く、2006年には特定外来生物に指定されています。

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ちなみにディズニー作品「くまのプーさん」に出てくる蜂が、ミツバチではなくマルハナバチだという説もあり。それだけヨーロッパでは親しまれている証拠と言えるでしょう。

女王蜂はむやみに刺さない

スズメバチのメスでも女王蜂は刺さない?

女王バチもメスなので毒針を持ち、理論上は刺すことが可能。しかし実際には、女王バチが人や動物を刺すことはほとんどありません。

女王蜂の大きな目的は巣を繁栄させるために産卵を続けることであり、自ら戦って命を落とすリスクを極力避ける性質があります。働き蜂に防衛を任せて、自身は巣内でおとなしく過ごす傾向が強いのです。

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そのため昔から「女王バチは刺さない」とも言われますが、これはあくまで滅多に刺さないという意味だと捉えてください。

私も春先に自宅近くで、巣作りを始めたばかりの女王スズメバチに遭遇したことがありますが・・・その女王は非常に穏やかで、間近で観察しても全く威嚇してくる気配なし。やはり女王バチは、自ら攻撃に出ることは稀なのだと実感しました。

ただし人間が巣を激しく刺激した場合などには、女王バチといえども身を守るため刺す可能性あり。要は女王バチは刺す能力こそ持っているものの、通常は自分から攻撃してくることは非常に稀だということです。

オスの攻撃は噛むだけだから安全?

スズメバチのオスの攻撃は噛むだけだから安全?

オスのスズメバチは刺せない代わりに、大顎で相手に噛みついてくる場合あり。ただし毒液を注入する針がない以上、噛みつき攻撃による危険性はごく限定的です。

たとえばオオスズメバチの雄は強力な大アゴを持つため、思い切り挟まれると多少の痛みを感じるかもしれません。それでもせいぜい、皮膚を強めにつねられる程度でしょう。

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私も試しに革手袋ごしに、オスの個体に噛まれてみたことがありますが・・・少し圧迫感があっただけで、激痛や腫れは全く起きませんでした(笑)。昆虫系のYouTuberさんの中には、わざと指を噛ませる動画をアップされている方もいらっしゃいますね。

またオス蜂は威嚇のため、急接近したり体当たりしてくることも。しかし結局のところ噛むくらいしか攻撃手段がなく、もちろん命に関わるような危険はありません。大怪我に繋がる恐れも極めて低いと言えます。

それでも無理に素手で掴めば蜂が暴れ出し、こちらが驚いて振り払う際に思わぬ事故となる可能性もあり。生き物を相手にする以上、最低限の注意は必要です。まとめると基本的にオス蜂は安全性が高いものの、むやみに接触しないに越したことはないということですね。

普段はどこにいる?オスの役割とは

スズメバチのオスは普段どこにいる?オスの役割とは

スズメバチのオスは、繁殖期以外の時期には基本的にこの世に存在しません。初夏から夏にかけて巣を維持している間は、巣内にいるのは女王蜂と働き蜂(メス)だけで、オス蜂は一匹も生まれてこないのです。

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やがて秋が近づき繁殖シーズンになると、女王蜂はオス蜂を誕生させるための未受精卵を産み始めます。それによって秋口に初めてオス蜂が出現し、巣の中で活動を開始します。

もっとも「活動」と言っても、オス蜂は巣作りや餌集めなど一切行いません。普段は巣の中で働き蜂にエサをもらいながら過ごし、子作りの時期が訪れるのを待っているだけです。

役割は唯一、巣で育った新しい女王蜂(次世代の女王)との間に赤ちゃんを産むことに尽きます。子作りシーズンが来るとオス蜂たちは巣から飛び立ち、外で飛翔している新女王を探し追いかけ回します。

このようにオス蜂は普段は巣の中で待機し、子孫繁栄のための子作り要員として存在しているのです。

オスの活動時期と寿命

スズメバチのオスの活動時期と寿命とは

上記でも述べたようにオスのスズメバチが見られるのは、一年のうちでも秋の繁殖期だけ。具体的には、種類にもよりますが大抵8~9月頃からオス蜂が出現し始め、10~11月頃まで活動します

たとえばオオスズメバチの場合、成虫のオス蜂は9月から11月頃にかけて見られます。寿命は非常に短く、成虫になってから約1~3か月ほどしか生きられません。

巣から飛び立って子作りを終えたオス蜂は、そのまま力尽きて死んでしまうことも。女王と出会えなかった個体も、冬の到来前に全て命を落とします。秋の終わりには巣内の女王蜂と働き蜂たちも死に絶え、越冬できるのは新女王蜂だけなのです。

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残念ながらオス蜂は冬を越すことができず、翌年まで生き残ることはありません。つまりオス蜂は秋限定の「儚い存在」であり、その短い一生を子孫繁栄のためだけに費やすのです。

オスはニートだから働かない?

スズメバチのオスはニートだから働かないって本当?

俗に「スズメバチのオスはニート(無職)」などと揶揄されますが、これは事実と言ってよいでしょう。前述のとおりオス蜂は巣作りや餌集め・防衛といった労働を一切せず、巣内では働き蜂(メス)に養ってもらう立場です。

そのため人間社会になぞらえて、「ニート」と呼ばれてしまうわけです。しかしそれはオス蜂が怠け者だからではなく、生物学的に子作りだけに特化した役割を負っているため。言い換えれば、オス蜂には最初から働くための能力も道具も与えられていないのです。

実際、女王バチが死んで巣にメスがいなくなると、働き蜂が産んだ未受精卵からオスしか生まれなくなります。もちろん働かないオス蜂ばかりになった巣は、あっという間に崩壊してしまいます。

このようにオス蜂自身は巣で何も生産しない「ヒモ状態」ですが、その存在意義は子孫繁栄という一点にあり。たとえ短い間でも新女王蜂と子作りするという大役を果たすことで、次世代へ命をつなぐ重要な使命を帯びているのです。

スズメバチのオス(刺さない&針がない)とメスの見分け方

スズメバチのオス(刺さない&針がない)とメスの見分け方
  • オスメスの違いと見分け方
  • オスとメスの比率
  • オスの顔には特徴がある
  • 働き蜂の性別
  • オオスズメバチの女王の見分け方
  • 種類の見分け方

オスメスの違いと見分け方

スズメバチのオスとメスの違いと見分け方

外見がよく似ているスズメバチですが、オスとメスにはいくつか顕著な違いがあります。以下のポイントを押さえることで、オスかメスかを見分けることが可能です。

①腹部の先端の形状:オスは毒針を持たないため、腹部の先端が平らになっています。一方メス(働き蜂や女王蜂)は針を持つので、腹部の先が尖っているのが特徴です。

②触角の長さと太さ:オスの触角は長く先端が太いのが特徴です。逆にメスの触角はやや短く、先端が細くなっています。

③顔つき(複眼の大きさ):オスは顔が小さく、相対的に目(複眼)が大きめです。また口吻(口の部分)が短く、大あごもメスほど発達していません。メスは顔全体が丸みを帯びて大きく、その分オスに比べて相対的に小さな複眼をしています。

④腹部裏側の模様:オスの腹部の裏側には黒い斑点(紋)がある場合がありますが、メスにはその模様がありません。

特に分かりやすいのは、腹部末端の形状と触角の長さでしょう。腹部の先が丸く平坦であればオス、尖っていればメスです。また、触角が明らかに長く先端が太い個体はオスの可能性が高いです。

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ただし飛んでいるスズメバチの触角までじっくり観察するのは難しいため、静止している場面で腹部の形状などを総合的に判断する必要があります。

次に、代表的な相違点を表にまとめてみました。

特徴オス蜂メス蜂(働き蜂)
毒針の有無なし(刺せない)あり(刺すことが可能)
腹部先端の形平ら(丸みがある)尖っている
触角の長さ・太さ長くて先端が太いやや短く先端が細い
顔つき・目顔が小さく目が大きい顔が丸く大きめで目は相対的に小さい

※厳密にはオスの触角は13節・腹部は7節で、メスの触角は12節・腹部は6節からなっています。こうした体の造りの違いが、上記の外見上の差異として現れているのです。

オスとメスの比率

スズメバチのオスとメスの比率

スズメバチの巣におけるオスとメスの比率は、圧倒的にメス(働き蜂)が多く、オスはごく少数です。

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繁殖期のピーク時であっても、オス蜂は全体のせいぜい5~10%程度に過ぎません。言い換えれば、残り90~95%は女王蜂と働き蜂などメス蜂が占めていることになります。

ちなみに繁殖期以外ではオス蜂は一切存在しないため、1年を通して見ればオスの割合は限りなく低いと言えるでしょう。実際に多くの社会性ハチの群れではオスは一時的にしか産まれず、常時ほとんどがメスなのです。

アシナガバチでは全個体のうちオスが0.5~1割程度という報告もありますし、ミツバチでも巣内の約90%以上がメス(働きバチと女王蜂)です。つまりハチの社会ではオス蜂の占める割合は常にごくわずかで、大半をメスが占めるというのが基本なのです。

オスの顔には特徴がある

スズメバチのオスの顔には特徴がある?

「オスメスの違いと見分け方」でも触れましたが、雄のスズメバチの顔つきには雌と異なる特徴が見られます。

最大の違いは、オスの方が顔が小さく複眼(複数の小さな目が束になった大きな目)が相対的に大きい点。また顔の形という視点でとらえれば、全体的に面長で細長く見えます。またオスは口吻が短く大顎(あご)がメスほど発達していないため、顔の下半分がややスリムでシャープな印象です。

一方、メスは頭部がしっかり発達して丸みを帯びており、顎も太く力強いつくりになっています。これは働き蜂(メス)が巣材の咀嚼や餌の捕獲に大顎を使うのに対し、オス蜂はそうした労働をしないため顎の筋肉が発達しないからです。

逆にオス蜂は女王蜂を探して飛び回るために視力が重要となるので、大きな複眼を備えていると考えられます。つまりオスの顔は「目が大きく口が小さい」、メスの顔は「目が小さく顎が大きい」と覚えると見分けの助けになるでしょう。

働き蜂の性別

スズメバチの働き蜂の性別はオスとメスどっち?

スズメバチの働き蜂(ワーカー)は全てメスです。これはハチの社会では共通のルールで、働き蜂にオスはいません。巣の中で幼虫の世話や巣材集め、防衛などを行う個体はすべて雌(メス)の蜂なのです。

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逆にオス蜂は前述のとおり何も働かず、女王蜂と子作りすることだけが役目。メスしか針を持たず刺さないオスは労働にも向かないため、進化の過程でこのような分業体制が確立したと考えられます。

ちなみにスズメバチの女王蜂は卵を産む際に受精の有無をコントロールでき、受精卵からは働き蜂などのメスが、未受精卵からはオスが生まれる仕組み。こうして女王は繁殖期まではメス(働き蜂)ばかりを産み、必要な時期にだけオスを産み出すのです。

オオスズメバチの女王の見分け方

オオスズメバチの女王の見分け方とは

オオスズメバチ(大型のスズメバチ)の女王蜂は、その体の大きさで見分けるのが基本。模様や体色はほとんど変わらないため、一見すると見分けがつきませんが・・・女王バチは働きバチやオスバチよりも一回り大きいのです(最大で約45mmほど)。

注意深く観察すれば、一際サイズが大きな個体が女王だと気付くでしょう。オオスズメバチ成虫の平均体長は女王で約40~45mm、働きバチで30~38mm程度。つまり最大で1㎝ほどの差があるわけですね。

ちなみに働き蜂は日中巣の外へ盛んに飛び出して活動しますが、女王蜂は基本的に巣の奥に留まり産卵に専念します。ただし春先(4~5月頃)に単独で巣作りをしているオオスズメバチを見かけた場合、それは昨年生まれ越冬した新女王蜂である可能性が高いです。

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この時期の女王蜂は越冬明けで体力が衰えており、比較的おとなしい傾向あり。それでも刺激すれば危険である点は、他のスズメバチと変わりません。

種類の見分け方

スズメバチの種類の見分け方

一言でスズメバチといっても、日本および世界には様々な種類が存在。ただし種類ごとに個性や特徴が異なるため、意外と簡単に見分けることができます。

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色・形・大きさ、そしてお尻の部分の模様などで、スズメバチの種類を区別することが可能です。詳しい見分け方については、下記で紹介する記事で深堀りしていますので、気になる方はそちらをぜひご覧ください。

スズメバチを見分けるための一番簡単なポイントは、色や模様です。例えばオオスズメバチは黒い体にオレンジの帯が特徴的で、ツマアカスズメバチは赤いお尻が特徴です。また体の大きさにも違いがあり、オオスズメバチは他の種類より一回りほど大きい場合が多いです。

以下に、スズメバチの代表的な種類を簡単に表にまとめました。名前を見ただけでイメージできる蜂が、あなたには何匹いるでしょうか?

名前特徴
オオスズメバチ世界最大のスズメバチ。攻撃的で飛行能力も高い。
キイロスズメバチ黄色いボディが特徴の小型種。オオスズメバチに次ぐ凶暴性。
ツマアカスズメバチ黒っぽい体に赤いお尻。外来種だが2012年に長崎への上陸を確認。
ツマグロスズメバチ赤い頭に黄色い体、黒いお尻を持つ3色のスズメバチ。
ヒメスズメバチ体が大きいわりに、おとなしくて攻撃性も低いスズメバチ。
モンスズメバチ波打つ縞模様が特徴。夜間でも活動する珍しいスズメバチ。
クロスズメバチ小ぶりな黒いボディに白いラインが印象的な蜂。
チャイロスズメバチ赤茶色の蜂。他のスズメバチの巣を乗っ取る習性を持つ。
コガタスズメバチ名前は「小型」だけど意外と大きい?民家にも巣を作るので要注意。

それぞれのスズメバチは、ルックス以外にも性格や行動パターンに様々な特徴あり。また細かい違いや見た目ついても、写真付きで以下のページ(記事の後半)でまとめています。

>>スズメバチの種類別に学べる!名前の由来と特徴まとめ

まとめ:針がない&刺さないのはスズメバチのオス!メスとの見分け方もおさらい

針がない&刺さないのはスズメバチのオス!メスとの見分け方もおさらい
  • オスのスズメバチは毒針を持たず、人を刺すことはない
  • ミツバチ・クマバチ・アシナガバチ等もオスは刺せない
  • 女王蜂は刺す能力を持つが、自ら攻撃することはほとんどない
  • オスは刺せない代わりに大顎で噛む程度の攻撃しかできない
  • オス蜂は秋の繁殖期にだけ登場し、寿命は約1~3か月と短い
  • オス蜂の役割は新しい女王蜂と子作りすることに特化している
  • 巣の大部分はメス(働き蜂)で占められ、オスは全体のごく少数
  • 外見の見分け方は腹部末端の形状や触角の長さがポイント
  • オスは顔が小さく目が大きい。メスは顎が発達して力強い顔立ち
  • 働き蜂は全てメスであり、巣の維持や防衛を担っている
  • オオスズメバチの女王蜂は体が大きく、春先には単独で巣作りを行う
  • 種類ごとに体の色や模様に違いがあり、識別の目安になる
  • オス蜂は働かないため「ニート」と呼ばれるが繁殖という重要な役割を担う
  • 女王蜂は受精の有無をコントロールし必要に応じてオスとメスを産み分ける
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スズメバチのオスとメスには、役割や特徴に大きな違いがあります。彼らの正しい知識を持つことで、より安全に観察&対処することができますね。

  • この記事を書いた人
管理人suzuka

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丸眼鏡×害虫オタクの管理人suzukaです!幼い頃に図鑑でゴキブリのフォルムに一目惚れ。今は「害虫ときめき女子」として日々情報発信しています。一緒に害虫の魅力を探究しましょう!

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